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玉村町の
もり歯科クリニックのブログ

歯磨きのベストなタイミングは?

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歯磨きの回数を気にする方が多いですが、実はさらに大事なのは回数よりもタイミングなんです。今回は、歯磨きのベストなタイミングを解説していきます。

●就寝前にはなるべく10分磨く
一番大事な歯磨きのタイミングは、就寝前です。歯周病菌が寝ている間に繁殖しやすいのは、歯周病菌を抑える働きをする唾液の分泌が少なくなるからです。そのため、寝る前に、歯周病菌の温床となるプラークをしっかり落として、歯周病菌の繁殖を抑えないといけません。同じ所ばかり磨いていたり、当たっていない所があったりと、ただ「10分歯磨きしていれば大丈夫」という訳ではありませんが、きちんとお口全体を磨こうとすると10分程は時間がかかります。

●朝起きたらすぐに磨く
もう1つの大事なタイミングは、朝起きた直後です。朝食後にみがいている方が多いですが、それより重要なのは、起床直後です。朝起きた直後はまだ唾液の分泌が少ないので、お口の中の環境が劣悪な状態です。口腔内には、歯周病菌が溜まっています。朝一番に歯磨きをして、この歯周病菌を取り除きましょう。「起き抜けに白湯を飲む」という美容法が流行りましたが、これは、夜中に口腔内に溜まった歯周病菌を飲み下す行為です。全くおすすめできません。

●まとめ
歯磨きは、寝る前と起きてすぐのタイミングで磨くのが非常に大切です。歯周病菌を溜め込まず、朝にはしっかり口腔内をリフレッシュしましょう。自分に合う歯磨き方法がわからない方は、一度、歯科医院で歯磨き指導を受けましょう。歯磨き指導では、自分に合う歯磨きの仕方や、自分に合う歯ブラシ(大きさや毛のかたさなど)、必要な補助清掃用具を知ることができます。

当院でも歯磨き指導を行っています。気になる方は、お気軽にご連絡ください。

40代はお口の曲がり角?!

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歯のトラブルが増える分岐点は40代です。40代で初めて歯を失ったり歯周病にかかる人が多いと言われています。

今回は、老後の歯の運命を決めるといっても過言ではない、40代から始めるメンテナンスについて解説します。


●オーラルケア先進国スウェーデンとの比較

人生100年時代と言われていますが、80代になると、オーラルケアの先進国であるスウェーデン人は平均約20本自分の歯が残っているのに対し、日本人は約15本程度しか残っていません

この差には、日本人の歯のケアに対する意識の低さが関係しています。

日本の歯科治療の技術はレベルが高く、自己負担も原則3割で済むため、予防歯科の概念が薄く、虫歯や歯周病になってしまってから歯科医師に行く、という方がほとんどです。


●キーワードはメンテナンス

現在、歯科医院で定期的なメンテナンスを受診している日本人は10%以下だそうです。

まずは「痛くなったら治療を受ける」から「痛くなる前にメンテナンスをしておく」という予防歯科中心にシフトすることが大切です

今後は、歯科医院で3カ月に1度程度のメンテナンスを受けて、虫歯や歯周病のリスクを格段に下げることを目指しましょう。


●まとめ

実際に痛くなったり、補綴物(詰め物や被せ物など)が抜けたりしてから慌てて歯科医院の予約をとる方が多いのではないでしょうか。歯科検診で初期の虫歯や歯肉炎を見つけることができれば、治療は軽く済ませることができます最終的なコスパも非常に良くなります

当院でも歯科検診を行っております。ぜひ一度お問い合わせください。