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玉村町の
もり歯科クリニックのブログ

歯ブラシを衛生的に使うためには?

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虫歯や歯周病を防ぐために必要不可欠な歯磨きですが、歯ブラシの扱い方はあまりご存知ない方が多いです。歯ブラシを衛生的に使えていないと、歯磨きをすることが、むしろ虫歯や歯周病の原因になりかねません

●歯ブラシは定期的に交換する
毛先が開いてしまった歯ブラシをずっと使い続けていませんか?毛先が開いた古い歯ブラシで一生懸命ブラッシングしても、歯磨きの効果はありません。歯石とプラークを正しく取り除くことができず、細菌が増殖し、虫歯ができやすくなります。歯ブラシは定期的に交換しましょう。目安として、1カ月に1回交換することが推奨されています

●歯ブラシは家族で使い回さない
歯ブラシは1人1本、歯ブラシは自分専用のものを用意しましょう。身体に必要な菌が生息する微生物叢は人によって異なります。ある人にとって有益な菌は、別の人にとっては病原菌になり得ます。

●使った後は温水でゆすぐ
歯磨き後は、歯ブラシを洗いましょう。温かい流水で数秒間洗うことが、一番簡単で効率的です。洗ったら、空気に当ててしっかりと乾かしてください。長時間濡れたままにしておくと、細菌が増殖してしまいます。携帯用に持ち歩いている歯ブラシを、使用直後にケースやポーチなどにすぐにしまうのは、実は衛生的によくありません。

まとめ
歯ブラシは1ヶ月に一回程度交換し、自分専用のものを使いましょう。使用後は温かい流水で数秒間洗って、空気にあてて乾燥させてください

当院では、正しい歯磨きの仕方をお伝えする歯磨き指導や、定期的なお口の中の検診を行なっています。お口の中のことでお悩みがある方は、ぜひ当院までご相談ください。

親から子供に虫歯をうつさないために気をつけること

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産まれて間もない赤ちゃんのお口の中には、虫歯菌は存在しません。しかし、両親や祖父母など主には家族によって、お子さんに虫歯菌がうつってしまいます。以下のことは、やらないように気をつけましょう。

●親と子供でスプーンやお箸を共有しない
親御さんが自分のお箸やスプーンで、お子さんにご飯をあげるのは避けましょう。スプーンやお箸を介して、親御さんの口の中にいる虫歯菌がお子さんにうつってしまいます。お子さんには専用のスプーンやお箸を使って、食べさせてあげるようにしましょう。

●噛み与え・口移しをしない
親御さんが歯で少し噛み砕いて柔らかくしてから、お子さんに食べさせるのはやめましょう。食べ物を介して虫歯菌がお子さんにうつってしまいます。口移しも同様の理由で、行わないようにしましょう。

●息でフーフー熱を冷まさない
熱い食べ物をお子さんに食べさせる前に、ついフーフーと息を吹きかけて冷ましてあげたくなりますが、これも虫歯がうつってしまう原因です。唾液が食べ物に入ってしまい、虫歯の感染に繋がります。息を吹きかける代わりに、ハンディファン(手で持てる携帯用の扇風機)を使って冷ましてあげましょう

●キスをしない
つい愛情表現としてしたくなってしまいますが、キスも虫歯をうつしてしまう原因です。親御さんだけでなく、家族みんなが控えるように情報を共有しておきましょう

●自分の虫歯や歯周病を放置しない
家族のお口の中が虫歯だらけであれば、コミュニケーションをとっているうちにお子さんにうつってしまいます。お子さんが生まれる前に、親御さんやご家族の歯の治療をすませておくことをお勧めします

まとめ
かつては当たり前にやっていたことや愛情表現が、実は虫歯をうつす原因になっていることがわかっています。おじいちゃんおばあちゃんが良かれと思ってやってしまうこともあるので、家族内でしっかりと情報を共有しておきましょう

当院では、正しい歯磨きの仕方をお伝えする歯磨き指導や、定期的なお口の中の検診を行なっています。お口の中のことでお悩みがある方は、ぜひ当院までご相談ください。

歯磨きの仕方Q&A

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Q.「30分ほど時間を空けてから歯磨きするのがいい」という説もあるようですが、本当ですか?

A.歯は食べた後すぐに磨きましょう。
お口の中に残っている食べカスは、虫歯菌のエサになってしまいます。虫歯菌が食べカスの糖を分解して酸を作り、歯を溶かしてしまうのです。できるだけ早く食べカスを取り除くことで、虫歯や歯周病のリスクを避けられます

Q.歯磨きは時間をかけるほど効果的なのでしょうか?

A.磨きすぎは歯を傷めることもあります。
極端に長い時間をかけて歯を磨いていると、歯や歯茎を傷つけたり、知覚過敏の症状を引き起こす可能性があります。歯の汚れをしっかり取り除くために必要な時間の目安は3分です。大切なのは長さではなく、自分のお口の状態に合った道具を使って正しい磨き方ができているかどうかです。

Q.子供の歯磨きで気をつけることはなんですか?

A.力を入れすぎて磨かないことと、虫歯になりやすいポイントを磨き残さないことです。
親御さんが仕上げ磨きをする時は、膝の上にお子さんの頭をのせる「寝かせ磨き」をすると磨きやすいです。子供が磨き残しやすい箇所は、奥歯の歯と歯の間や噛み合わせの溝、上の前歯の歯と歯の間です。仕上げ磨きで重点的に磨いてあげましょう。

理想的な歯磨きの回数や所要時間は?

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●歯磨きは一回につき3分以上
「毎食後に3分間の歯磨きをすること」が推奨されています。根拠は、永久歯28本(親知らずを入れて32本)の歯を綺麗に磨くには3分間ほどかかるからです。

お仕事によっては、毎食後3分間歯磨きの時間を作るのが難しい方もいらっしゃるかと思います。必ずしも毎食後でないといけないわけではありません。

1日1回しか歯磨きできないのであれば、その1回をしっかり時間をかけて歯磨きすれば、虫歯や歯周病になるリスクは低くなります。

●時間より汚れを残さず磨けているかが大切
歯磨きで大切なことは、何分何回磨いたかではなく、汚れを残さず磨けているかです。また、時間をかけて丁寧に磨いたとしても、歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは落としきれません。歯間清掃用具を活用しましょう

歯と歯茎の境目の汚れは、デンタルフロスを入れて落とします。また、歯と歯の間を磨く時は、歯ブラシから歯間ブラシに持ちかえましょう。

●正しい磨き方は歯科衛生士に聞いてみましょう
歯磨きは時間をかければいいわけではありません。いかに効率よくしっかりと汚れを落とすかが肝心です。歯並びや歯と歯茎の状態によって、それぞれ最適な歯磨きの方法や道具は異なります。

自分に合う歯磨き方法がわからない方は、一度、歯科医院で歯磨き指導を受けましょう
自分に合う歯磨きの仕方や、自分に合う歯ブラシ(大きさや毛のかたさなど)や必要な歯間清掃用を教えてもらいましょう。

当院でも歯磨き指導を行っています。気になる方は、お気軽にご連絡ください。

子供の仕上げ磨きは何歳まで?

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●0歳から12歳くらいまでがおすすめ
生後6ヶ月前後で最初の乳歯が生えてきた時から、永久歯が生え揃う10~12歳くらいまで、親御さんが仕上げ磨きをしてあげることをおすすめします。

12歳はひとりで歯磨きができそうに感じますが、年齢的に乳歯永久歯が混在して隣接する歯に大きな段差が生じています。そのため、とても歯磨きが難しい時期なのです。

●仕上げ磨きのメリットは?
 仕上げ磨きをすることで、子供に正しい歯磨きの方法や食後に歯磨きをする習慣を教えることができます。また、子どもは同じ箇所ばかり磨きがちなので、食べカスや歯垢が残りやすいです。仕上げ磨きをすることで、虫歯ができやすい乳歯や生えたての永久歯をむし歯から守ることができます。小さいお子さんは痛みが出るまで自分で虫歯に気づけないので、仕上げ磨きの時に親御さんが発見することで早期に治療をすることができます

当院ではお子さんや親御さんにブラッシング指導を行っています。仕上げ磨きの方法も、丁寧にお伝えしています。気になる方は、ぜひお問い合わせください。


●仕上げ磨きの正しいやり方は?
お子さんの頭を親御さんの膝の上に置くようにして横になってもらうと、お口の中をきちんと確認でき磨きやすいです。
 また、仕上げ磨きをする時は、ペンを持つように歯ブラシを持ちましょう。手首を使って小刻みに磨くことができます。歯ブラシの毛先を歯に垂直にあててください。特に、歯と歯茎の境目を丁寧に磨きましょう。
歯ブラシを持っている手と反対の手の指で唇を軽くひっぱり、歯ブラシが当たっている部分が確認できるようにして磨きましょう。

●子どもが自分だけで磨きたいと言い出したら?
 磨き残した箇所が赤くなる「染め出し液」を用いて、どのぐらい磨けているかチェックしましょう。親御さんが決めた合格ラインをクリアしたら、仕上げ磨きは卒業です。

●まとめ
いかがでしたでしょうか。仕上げ磨きは0歳から12歳ごろまでしてあげるのがおすすめです。卒業後もしばらくは時々親御さんがお口の中をチェックしてあげましょう。

噛みしめ・食いしばりを防ぐ「ナイトガード」ってどんなもの?

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●ナイトガードとは?
噛みしめ・食いしばりの癖がある方には、就寝時にナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着することをおすすめします。ナイトガードの素材は強化プラスチックです。

市販でもマウスピースを作成できるものがありますが、こちらはお湯などで材料を柔らかくし、それをお口の中に入れて固めて使用するものとなっており、どうしても厚みや余剰部分などがありフィットしにくく違和感を感じやすいです。

一方、歯科医院にて作成するナイトガード(マウスピース)は患者様の歯型を取ってオリジナルのマウスピースを作製するので、ご自分の歯列にぴったりとフィットします。

●ナイトガードの効果は?
ナイトガードを装着して就寝することで、歯ぎしりによる歯の擦り減りや欠け・破折を防ぐことができます。また、顎の位置がずれていることが原因で咀嚼や発音が困難な場合、ナイトガードを装着することで状況が改善することもあります。

●効果はどのくらいで現れる?
個人差はありますが、ナイトガードの効果は、およそ1週間程度で現れます。ただし、歯の高さの違いによって噛み合わせが悪くなっていることによる噛みしめ・食いしばりの場合、別途、歯を削って高さを調整するなどの治療が必要です。

●まとめ
いかがでしたでしょうか。睡眠中の噛みしめ・食いしばりは無意識のうちに行っているので、本人の意思だけでやめるのはかなり難しいです。歯科医院に相談して、ナイトガードの使用や生活習慣の見直しを行い、歯ぎしり・食いしばりから歯を守りましょう。

歯周病になりやすい人ってどんな人?

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歯周病は、お口の中に溜まった歯垢(プラーク)の中の細菌によって、歯肉に炎症をひき起こして、やがては歯を支えている骨を溶かしていく恐ろしい病気です。今回は、歯周病になりやすい方の特徴をご紹介していきます。 

●歯磨きやお口の中のケアができていない人 
歯にプラーク(歯垢)が溜まり、歯周病菌が増殖します。歯周病は生活習慣病です。毎日の 歯磨きやお口の中のケアは、しっかりと行いましょう。歯磨きだけではプラークは取りきれないので、歯間ブラシやデンタルフロスを併用することをお勧めします。 

●喫煙している人 
喫煙している人は、タバコを吸わない人に比べて、歯周病になりやすく、進行のスピードも速く、罹ると治りにくいです。歯周病を予防するためにも、禁煙することをお勧めします。 

●糖尿病の人 
歯周病と糖尿病は密接な関係にあります。そのため、歯周病の人は糖尿病のリスクが高まり、 糖尿病の人は歯周病のリスクが高まります。 

●口をポカンと開けている人・口呼吸をしている人 
お口の中の粘膜は唾液で覆われていることによって、細菌が増殖しにくくなっています。ところが、口をポカン開けていると、粘膜が乾燥してしまい歯周病菌が増殖します鼻が悪い人など、慢性的に口呼吸をしている方も同様です。 

●歯ぎしりをする人 
歯ぎしりをすると、歯に力がかかって、歯や歯茎を痛めつけて歯周病を悪化させます最も歯や歯茎を痛めつけるのは、歯を横にスライドさせる歯ぎしりです。 

●歯並びが悪い人 
歯並びが直接の原因になるわけではなく、歯磨きやお口の中のケアがしにくいことでプラ ーク(歯垢)が溜まりやすく歯周病のリスクを高めてしまいます。 

まとめ 
歯周病は日本人の8割が感染していると言われています。歯周病は初期は歯磨きをすると 歯茎から血が出る程度で自覚症状がなく、重症化してから気づくことが多いです。歯科医院 で定期検診を受けていれば、早期に発見して早期に治療をすることができます。
当院でも定期検診を行なっております。気になったら、まずは一度お問い合わせください。

子どもの定期検診ってどんなことをするの?

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お子様を虫歯治療で初めて歯科医院へ連れていくと、「歯医者=怖いところ」というイメー ジを持ってしまって、歯医者にいくのを嫌がったり、治療中に嫌がったりするようになる可能性があります。定期検診で歯科医院に慣れておくことで、スムーズに治療を受けられるようになります。今回は、お子様の定期検診でどんなことをするのかをご紹介していきます。 

●虫歯チェック・虫歯治療 
乳歯は、永久歯に比べて非常に柔らかいです。そのため、永久歯より速いスピードでむし歯 が進行します。お子様は虫歯になっても痛むまで気づけないことが多く、重症化しがちです。 そのため、小児歯科で定期的に虫歯チェックを行い、早期に発見して早期に治療することが 大切です。 
●歯並びのチェック 
将来的に歯並びが乱れて咬み合わせが悪くならないかをチェックして、矯正治療が必要かどうかを判断します。 
●歯磨き指導 
小さいうちに正しいブラッシング方法を身につければ虫歯リスクを格段に減らせます。また、親御様に正しい仕上げ磨きの方法もお伝えします。 
●フッ素塗布 
高濃度のフッ素を直接歯に塗ることで、乳歯や生えたての永久歯の歯の質を強化することができます。また、フッ素は、虫歯菌によって溶かされてしまった歯の表面を再石灰化させて修復することが可能です。3~6ヵ月ごとの定期検診時にフッ素塗布をおこなって、段階的に虫歯の予防効果を高めていきます。 
●シーラント 
シーラントは、磨き残しが多い奥歯の溝をあらかじめ専用のプラスチックで埋めてしまうことで、虫歯を予防する方法です。日が経つと剥がれてきてしまうため、定期検診の時に歯科医師がチェックをして、必要があれば修復します。 
●抜歯 
乳歯がグラグラしている場合、生え変わりの適齢時期であれば自然に抜けるのを待っていて問題ありません。しかし、重度の虫歯になっていたり、引っかかってなかなか動かなかったり、生え変わり時期ではなかったりする場合は、歯科医院で抜歯を行います

いかがでしたでしょうか。当院でもお子様の歯科検診を行っております。気になったら、ぜひ一度お問い合わせください。

歯磨きは食後何分以内にするのがベスト?知っていそうで知らない歯磨きQ &A

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私たちは毎日歯磨きを習慣として行っています。
しかし、例えば「歯磨きは食後何分以内にするのがベスト?」なんてことは、実は知らなかったりします。
今回は、そういう知っていそうで知らない歯磨きのことをQ &A方式でご紹介していきます。

Q歯磨きは食後何分以内にするのがベスト?

A歯磨きのタイミングは通常は食後30分以内がベストです。


口の中の唾液は普段は中性に保たれていますが、食事をすると酸性に傾きます虫歯を防ぐためには口の中が酸性になっている時間が短い方がいいので、食後なるべく早く、30分以内には歯磨きをすることをお勧めします。

Q口臭を防ぐのに効果的なお手入れ方法は?

A朝起きた時に口の中がネバネバする場合は、泡ハミガキや洗口液の併用をお勧めします。


口臭の主な原因は、歯垢(プラーク)や舌苔(舌についている汚れ)です。
口臭を防ぐには、まずは毎食後の歯磨きを丁寧に行って、口の中を清潔に保つことが基本です。また、寝ている間に口の中の細菌は繁殖するので、就寝前は、いつもより時間をかけて歯磨きをしたり、歯磨き後に洗口液を使うとよいでしょう。また、歯ブラシだけでは取りきれない歯垢を取るために、糸ようじやデンタルフロスも併用するとより効果的です

Q歯磨き粉のラベルには、フッ素はどのように表記していますか? フッ素の効果は?

Aフッ素は「モノフルオロリン酸ナトリウム」「フッ化ナトリウム」などフッ素化合物のかたちで配合されています。フッ素には虫歯の発生と進行を防ぐ効果があります。


でき始めの虫歯は、歯垢(プラーク)から出る酸によって、歯の表面からミネラルが溶け出しています。この状態が長く続くと歯に穴が開いてしまいます(虫歯)。
フッ素は、歯へミネラルを補給して健康な状態に修復(再石灰化)する作用や、虫歯菌の働きを抑制する作用により虫歯予防に効果を発揮します。また、フッ素で再石灰化した歯は、酸に強くなるので虫歯になりにくいです。

いかがでしたでしょうか。歯磨きは食後30分以内、歯ブラシだけではなく泡ハミガキやデンタルフロスや糸ようじなども併用、歯磨き粉はラベルを確認してフッ素配合のものを購入することをお勧めいたします。


当院でもお一人お一人に合わせたケアグッズをご提案いたします。お気軽にお声掛けくださいね!

歯周病を防げる歯ブラシの選び方とブラッシングの方法

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歯周病は、歯周病菌が歯周ポケット(歯と歯ぐきのすき間)の中にたまって増えてしまうことにより、発症します。予防するには、毎食後の歯磨きで歯周ポケットの汚れをしっかりかき出すことが大切です。今回は、歯周病を防げる歯ブラシの選び方をご紹介していきます。

歯周病を防げる歯ブラシの選び方 3つのポイント


ポイント1 毛先が細いものを選ぶ
汚れをしっかりかき出すためには、歯周ポケットの中に毛先がスルッと入り込めることが必要です。ラベルに「極細」「超極細」と記載があるような、毛先が細いタイプの歯ブラシをお勧めします。

ポイント2 ヘッドが自分の口の大きさと合っているものを選ぶ
口の大きさに対して少し小さめの方が、口の奥までしっかり届いてブラッシングしやすく、汚れも落しやすいです。

ポイント3 適度な硬さの毛のものを選ぶ
毛が硬すぎると歯ぐきを傷つけてしまいますし、柔らかすぎると汚れを落としきれません。ご自身の歯茎の状態に合った硬さのものを見つけましょう。一度でぴったりのものを見つけるのは難しいので、比較しながら何本か違う硬さのものを使ってみることをお勧めします。

歯周病を防げるブラッシングの方法

歯周病にならないためには、毎日の歯磨きで歯垢(プラーク)を除去することが大切です。プラークはネバネバしているため、しっかりとブラッシングをしないと除去できません。

ブラッシング方法
歯と歯ぐきのすき間に45度の角度でハブラシを当てます。そして、力を入れすぎずに小刻みに動かします。全体を一気に磨こうとするのではなく、1~2本ずつ丁寧に磨いてください。奥歯や歯と歯の隙間など、歯垢(プラーク)がたまりやすい場所を重点的に、ブラッシングしましょう。

また、効果的にブラッシングをするために、歯ブラシは1ヵ月に一度交換してください。毛先が開くと、汚れがあまり落とせなくなってしまいます。ハブラシを裏側から見て、毛先が横にはみ出していたら交換するタイミングです。例えば、「毎月1日に歯ブラシを交換する」など、日にちを決めてしまってもよいでしょう。最後に、セルフケアだけでプラークを全て除去することは非常に難しいです。歯科医院で国家資格を持った歯科衛生士に、定期的にケアしてもらうことをお勧めします。