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玉村町の
もり歯科クリニックのブログ

歯磨きの仕方Q&A

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Q.「30分ほど時間を空けてから歯磨きするのがいい」という説もあるようですが、本当ですか?

A.歯は食べた後すぐに磨きましょう。
お口の中に残っている食べカスは、虫歯菌のエサになってしまいます。虫歯菌が食べカスの糖を分解して酸を作り、歯を溶かしてしまうのです。できるだけ早く食べカスを取り除くことで、虫歯や歯周病のリスクを避けられます

Q.歯磨きは時間をかけるほど効果的なのでしょうか?

A.磨きすぎは歯を傷めることもあります。
極端に長い時間をかけて歯を磨いていると、歯や歯茎を傷つけたり、知覚過敏の症状を引き起こす可能性があります。歯の汚れをしっかり取り除くために必要な時間の目安は3分です。大切なのは長さではなく、自分のお口の状態に合った道具を使って正しい磨き方ができているかどうかです。

Q.子供の歯磨きで気をつけることはなんですか?

A.力を入れすぎて磨かないことと、虫歯になりやすいポイントを磨き残さないことです。
親御さんが仕上げ磨きをする時は、膝の上にお子さんの頭をのせる「寝かせ磨き」をすると磨きやすいです。子供が磨き残しやすい箇所は、奥歯の歯と歯の間や噛み合わせの溝、上の前歯の歯と歯の間です。仕上げ磨きで重点的に磨いてあげましょう。

理想的な歯磨きの回数や所要時間は?

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●歯磨きは一回につき3分以上
「毎食後に3分間の歯磨きをすること」が推奨されています。根拠は、永久歯28本(親知らずを入れて32本)の歯を綺麗に磨くには3分間ほどかかるからです。

お仕事によっては、毎食後3分間歯磨きの時間を作るのが難しい方もいらっしゃるかと思います。必ずしも毎食後でないといけないわけではありません。

1日1回しか歯磨きできないのであれば、その1回をしっかり時間をかけて歯磨きすれば、虫歯や歯周病になるリスクは低くなります。

●時間より汚れを残さず磨けているかが大切
歯磨きで大切なことは、何分何回磨いたかではなく、汚れを残さず磨けているかです。また、時間をかけて丁寧に磨いたとしても、歯と歯の間の汚れは、歯ブラシだけでは落としきれません。歯間清掃用具を活用しましょう

歯と歯茎の境目の汚れは、デンタルフロスを入れて落とします。また、歯と歯の間を磨く時は、歯ブラシから歯間ブラシに持ちかえましょう。

●正しい磨き方は歯科衛生士に聞いてみましょう
歯磨きは時間をかければいいわけではありません。いかに効率よくしっかりと汚れを落とすかが肝心です。歯並びや歯と歯茎の状態によって、それぞれ最適な歯磨きの方法や道具は異なります。

自分に合う歯磨き方法がわからない方は、一度、歯科医院で歯磨き指導を受けましょう
自分に合う歯磨きの仕方や、自分に合う歯ブラシ(大きさや毛のかたさなど)や必要な歯間清掃用を教えてもらいましょう。

当院でも歯磨き指導を行っています。気になる方は、お気軽にご連絡ください。