みなさんは歯科医院で定期検診を受けていますか?
歯科医院で受ける定期検診は3ヶ月から半年に一回の頻度が推奨されています。今回は定期検診を受けないとどうなるのか、リスクや具体的な問題についてお話しします。
●虫歯が進行してしまう
初期の虫歯は自覚症状が少ないため、定期検診を受けていないと見逃してしまうことが多いです。発見が遅れると治療も遅れ、虫歯が進行してしまいます。痛みや根管治療、抜歯などの負担が大きい治療が必要になるリスクがあります。
●歯周病が気づかないうちに重症化してしまう
歯周病は初期段階では虫歯よりも自覚症状が少ないので注意が必要です。進行すると歯肉の炎症、出血、さらには歯を支える骨の破壊が進み、歯を失うリスクが高まります。定期検診を受けることで歯周病の早期発見・治療が可能になり、自分の歯を守れます。
●自力で落とせない汚れが蓄積する
日々のブラッシングでは取り切れない歯石は、歯科医院で専門的なケアをしてもらわないと除去できません。歯石は細菌の温床となり、虫歯や歯周病の原因となります。定期的なクリーニングできれいに落としてもらうことが重要です。
●お口の中の健康状態が悪化する
歯科医院では歯だけでなく、お口の中の健康状態を診ているので、健診を長く受けていないと全体的な口腔内の健康状態が悪化しやすくなります。口腔内の問題は全身の健康にも影響を与えることがあるので注意が必要です。
●治療費用と治療時間の負担が大きくなる
初期の段階で治療を行えば短時間で済む治療も、進行した場合には治療時間が長くなり、費用も大きくなることが多いです。定期検診を受けていれば、問題を早期に発見し、早期に対処することができます。
歯科医院で受ける定期検診は、歯だけでなく、お口の中全体の健康を守り、予防的なケアを受けるために非常に重要です。定期検診をしばらく受けていないという方はこれを機に歯科医院に定期的に通うように意識してみましょう。当院では予防歯科にも力を入れ、患者様のお口の中の健康を守れるようにスタッフが一丸となってサポートさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。