Brand
診療日時を見る 診療日時を見る

玉村町の
もり歯科クリニックのブログ

健康的な歯茎って?

カテゴリー/ブログ

みなさんは「健康的な歯茎」というのはどんな状態かを知っていますか?
虫歯予防に気をつけている人はたくさんいる一方で、歯茎の健康状態まで意識している人は少ない傾向にあります。しかし、歯茎の健康状態を見ること、知ることはお口の中の健康状態を知り、対策するためにも重要なことです。

本記事では、健康的な歯茎とはどんな状態を指すのか、セルフチェックのポイントや要注意な状態について詳しくお話しします。

●健康的な歯茎の状態とは

歯茎は歯の根本を覆っており、歯としっかり密着することで体の中に細菌が入り込むのを防いでくれています。また、歯茎は咀嚼した際に加わる力をやわらげ、歯の組織を守るクッションのような役割も果たしています。
歯茎のもっとも理想的な状態は、下記の通りです。

・色が「薄いピンク」
・歯と歯茎の間に隙間がなく引き締まっている
・指先で触れた際に、少しかたいと感じるほどの弾力がある
・歯と歯の間が尖ったきれいな三角形になっている

これらに当てはまる場合は健康的な歯茎だと判断できます。

ほかにも、プツプツとしたみかんの皮にあるようなくぼみ=「スティップリング」が見えることもあり、これは、歯茎のコラーゲン線維が表面を引っ張っていることから見えるものなので、健康のバロメーターのひとつと言われています。逆に言えば、このスティップリングがまったく見えない場合は、歯茎が炎症を起こしている可能性があるので要注意です。

●こんな歯茎の状態は「危険信号」

健康な歯茎の状態だけでなく、危険な状態を知っておくことも大切です。

✔️歯茎の色が紫がかった赤や赤黒い色になっている
歯周病の可能性があります
✔️触れると弾力がなくブヨブヨしている
歯周病が進行している状態です
✔️小さな刺激で出血する
歯と歯茎の間にプラークが溜まったことで歯茎が弱っている可能性があります

こういった状態をそのまま放置していると、症状はどんどん悪化していきます。早めに歯科医院で診てもらいましょう。

歯茎の健康状態を常に意識して見ておくことは、お口の中の健康状態を良好に保つためにも重要なことです。これまで気にしたことがなかった方も、今後は歯磨きをするタイミングで鏡を見てチェックする習慣を身につけてみてくださいね。

自分に合った歯ブラシの選び方

カテゴリー/ブログ

毎日の口腔ケアに歯ブラシは欠かせませんが、市販品でもいろいろなものが販売されており特徴もさまざまです。
本記事では自分に合った歯ブラシってどうやって選べばいいの?という悩みを解消すべく、自分に合った歯ブラシの選び方について、3つのポイントをお話しします。

①毛先のかたさ

まず見ておきたいポイントは、毛先のやわらかさ・かたさです。毛先のかたさ「やわらかめ」「ふつう」「かため」という3つの種類があります。歯茎の健康状態が良好な方で口腔内に特別トラブルがない方はレギュラーである「ふつう」を選ぶのが良いでしょう。「かため」を使用するとプラークや汚れをしっかり落としやすくなりますが、かたい分負担もかかり、歯茎にダメージを与えてしまう可能性があります。極力「かため」の歯ブラシはさけておきましょう。

歯茎が腫れている方や出血がある方、または知覚過敏がある方は、刺激の少ない「やわらかめ」を選ぶのがおすすめです。毛先がやわらかい分、汚れや細菌を落とす力は弱くなってしまいますが、時間をかけて丁寧にブラッシングすればしっかり落とせます。歯茎の状態が良くなってきたら、そのタイミングで「ふつう」の毛先に変えるのがおすすめです。

②歯ブラシのヘッド大小

歯ブラシはヘッドの大きさにも種類があります。大きいものは広範囲を磨きやすいですが、奥歯や細部を磨くことが難しく、磨き残しが多くなってしまう可能性があります。ヘッドの大きさは「前歯2本分」ほどの大きさを目安に選ぶのがおすすめです。

③持ち手の形状

歯ブラシの持ち手(柄)の種類も、よく見てみるといろいろなものがあります。真っ直ぐなものやグリップがついているもの、少しカーブしているものなどがあり、この中のどれが一番優れているかどうかは、自分の手にフィットするかどうかということがポイントになります。いろいろな持ち手のものを試してみて、自分に合うものを見つけると良いでしょう。迷ったら一番ベーシックな真っ直ぐタイプのものがおすすめです。

いかがでしたか?これまで「自分に合った歯ブラシがわからない」「歯ブラシっていろいろあるけどどれを選べばいいの?」と悩んでいた方は、本記事で紹介したポイントを参考に選んでみてください。

かかりつけの歯医者さんで購入したり、歯科衛生士さんに相談してみるのもおすすめです。